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プリザーブドフラワーについての正しい知識|KAHOU FLOWERS カホウ フラワーズ
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プリザーブドフラワー教室 KAHOU FLOWERS カホウ フラワーズ
プリザーブドフラワーとは?
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プリザーブドフラワーの正しい知識
プリザーブドフラワーのイメージ
10年ほど前は、「プリザーブドフラワーについて、どんなイメージを持ちますか?」と、お聞きましたら多くのかたが「見たことはあるけど・・よく知らない」とのお返事でした。
でも最近ではプリザーブドフラワーも皆様に知られるようになり「枯れない花」「高価だけどプレゼントに喜ばれる」「手入れの要らない花」などのイメージがあるとのお声をいただくようになりました。
また、生花店さんでもプリザーブドフラワーアレンジメントを見かける様になりましたので、皆様にとっても身近な存在になりつつあるのかもしれませんね。
プリザーブドフラワーの歴史
プリザーブドフラワーはフランスで生まれました。
フランスのヴェルモント社は、ベルギーのブリュッセル大学とドイツのベルリン大学の10年に渡る共同研究開発結果により、1987年にプリザーブドの技術を完成させ、世界で初めての「プリザーブドフラワー」を発表しました。
フランスでプリザーブドフラワーの製造販売に着手したヴェルモント社は、その技術を「超寿命の切花製法」として1991年に世界特許を取得したことから、今日に至るプリザーブドフラワーの歴史がはじまります。
その後ヴェルモント社に続き、ヴェルディッシモ社、フロールエバー社と各メーカーがプリザーブドフラワーの生産に動き始めました。
プリザーブドフラワーはフランスで生まれましたが、プリザーブドフラワーの生産地は主に南米やアフリカの赤道に近い国々です。これは、年間を通して雨が少なく気候に左右されない事が安定した生産に繋がるからです。
ヴェルモント社はアフリカのケニアに、ヴェルディッシモ社は南米エクアドルに、フロールエバー社は南米コロンビアにとそれぞれ生産地をおいています。
では、日本にプリザーブドフラワーが普及されたのはいつごろでしょうか?
日本にプリザーブドフラワーがはじめてお目見えしたのは1993年頃といわれています。
クリスチャン・トルチュやケネス・ターナーなど、世界の有名フラワーデザイナーたちが作品にプリザーブドフラワーを使ったことにより、あっという間にヨーロッパ全土から日本を含む世界に広まりました。
また、兵庫県の大地農園がプリザーブドフラワーの生産をはじめたことにより、日本人にも好まれる優しい色合いのプリザーブドフラワーが作られたことは、国内でのプリザーブドフラワー普及拡大にも大きく関わっているようです。
プリザーブドフラワーが日本に入ってきたばかり頃は、プリザーブドフラワーのカラーバリエーションも今よりも少なく、花材の種類もごく限られたものしかありませんでした。現在ではプリザーブドフラワーのメーカーも約20社が存在し、多種多様の豊富な花材と、カラーバリエーションもプリザーブドフラワーの大きな魅力となっています。
これからも、プリザーブドフラワーのますますの発展に期待したいです。
プリザーブドフラワーとは
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生花から生まれたプリザーブドフラワー
プリザーブドフラワーは元々は生花です。美しく咲いている状態の生花をオーガニックでできた保存液につけて、高度な技術過程をへてプリザーブドフラワーになります。プリザーブドフラワーは生花の様にしなやかさを長期間楽しめるお花です。
プリザーブドフラワーは生花から生まれましたので、見た目も生花そのものです。プリザーブドフラワーの花びらを近くで見ますと葉脈の筋が見えますし、触った感触も生花と区別がつかない程です。
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美しさを長く楽しめる
プリザーブドフラワーは「永遠に枯れない花」として知られていますが、「いつまで綺麗な状態を保てるの?」というご質問に関しては、あまり知られていないようです。プリザーブドフラワーは永遠に枯れない花ではありますが、「美しい状態で」という意味におきましては、半年から1〜2年ではないでしょうか。気候の変化があまりないヨーロッパでは10年ほど美しい状態を保てるそうですが、四季のある日本では難しいようです。
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プリザーブドフラワーと生花の違い
生花はお水をあげないと枯れてしまいますが、プリザーブドフラワーにとってお水は厳禁で、水やりは必要ありません。
プリザーブドフラワーは湿気に弱くできていますので梅雨時期になりますと花びらが透けてきたりします。でも心配は要りません、花びらが乾燥しますとまた元の状態にもどってくれます。これがプリザーブドフラワーが自然の生花から生まれた証です。ただし湿気の多い場所に長時間放置していますと、元の花びらの状態に戻らなくなる場合もありますのでプリザーブドフラワーの置く場所には注意が必要です。
プリザーブドフラワーは、生花のように枯れたりしません。長い間美しい状態を保ち、綺麗な花の色も楽しんでいただけます。ヨーロッパなどでは10年ほど美しい花の色を楽しめると言われています。ただ日本のプリザーブドフラワーは、色素の濃い色に限り半永久的に美しままの状態を楽しんでいただけるメーカーもありますが、やはり四季の環境上では半年〜1,2年の間で色が褪色してしまうと考えていただいた方がいいでしょう。
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生花にはないカラー
プリザーブドフラワーは、生花にはないカラーも存在します。一度脱色してから、オーガニックでできた保存着色料を吸わせていますので自然界にない色の花をつくることができます
プリザーブドフラワーの取り扱いと注意
プリザーブドフラワーは高温多湿の環境に弱く、環境にもよりますが気温が26度を超えてきますとプリザーブド加工されたグリーン類の枝などから、樹液が染み出してくることがあります。この樹液が布や壁などに付着しますと取れない場合もありますので注意が必要です。
プリザーブドフラワーは直射日光に弱く、窓際の側などに置いていますと花びらの変色や褪色を早めてしまう原因となります。プリザーブドフラワーはできるだけ直射日光の当らない場所に置くことをおすすめしています。
プリザーブドフラワーはとてもデリケートなお花です。物がぶつかったり少しの衝撃などで花びらが裂けてしまうことがありますので、移動の際は振動をあたえないよう注意が必要です。またエアコンの風などで花びらが破れたり劣化したりすることもあります。できるだけ風が当らないようにご注意ください。
ケースに入っていないプリザーブドフラワーを飾っていますと、どうしてもホコリが付いてしまいます。その様な時はできるだけ柔らかい毛の様な素材でやさしく取り除いていただくか、ホコリを優しくフッと吹いていただくかしてください。
花びらが破れてしまったりしたら、花びらを触ったりしないでください。花びらを触りますと余計に裂化が広がってしまいます。少し裂けてしまった程度であれば、ハサミで切っていただいても大丈夫ですが、大きく裂けてしまった花びらは修復が難しくメンテナンスには高い技術を要します。花びらに大きな裂け目が入ったプリザーブドフラワーは新しい花との交換するか購入店でご相談することをおすすめします。
(KAHOU FLOWERS カホウ フラワーズでは、裂化したプリザーブドフラワーのメンテナンスも行なっております。)
プリザーブドフラワーのブランドメーカー
プリザーブドフラワーのブランドメーカー社はいくつかあります。その中で、もっとも花びらの巻きが美しいといわれているのが「フロールエバー」というブランドメーカーです。
KAHOU FLOWERS カホウ フラワーズでは、「フロールエバー」のプリザーブドフラワーを主に使用してアレンジ制作を行なっています。
「フロールエバー」の魅力はやはり花びら巻きがとても上品で気品のある美しさにあります。またカラーバリエーションも豊富で自然な色が揃っています。
フロールエバーの生産地はコロンビアです。1年中を通して温暖でありローズやカーネーションなどさまざまな花の栽培にとても適した条件を兼ね備えていますので、品質には世界中から定評があります。コロンビアでは50,000種以上の植物が育まれていて、イギリスでは約200種・日本では2,000種・中国40,000種と言われる中、その種類の多さは群を抜いています。
標高2,600mに位置するコロンビアの首都ボゴタの付近は肥沃な土地を有し、一年を通して常春のような気候、そして標高が生む昼夜の温度差がさまざまな花の栽培に適しています。
世界第二位の花の輸出量を誇るコロンビアからは、日々膨大な量の花が世界中に出荷されています。その量・品質共に世界一という名に相応しいものです。このコロンビアの上質で豊富な種類の生花やリーフは、フロールエバーの品質を維持する上で不可欠と考えます。
また、フロールエバー農園では、品質だけでなく合理的かつ地球に優しい栽培を目指し環境問題にも取り組んでいます。
(文章一部:フロールエバー公式サイトより抜粋)
プリザーブドフラワー業界の需要
昨今ではプリザーブドフラワーの需要は高まっています。プリザーブドフラワーの市場は、概算で100億円規模といわれています。花の市場は1兆円(農林水産省データによる)と言われていますので、プリザーブドフラワー部門としてはまだまだこれからの市場拡大と伸長が期待できるようです。
プリザーブドフラワーの需要の場としましては、「家庭用」「贈答用」「ブライダル」「葬祭」「その他(習い事・趣味・資格)」などがあります。また花小売店や、小売店が取り扱う高級フラワーギフト及び、ホテル向けの婚礼宴会などの装花市場にもプリザーブドフラワーの需要が高まりつつあると言われています。
その中で、注目したいのが「習い事」「趣味」「資格」での需要です。日本の伝統的な華道・茶道教室数の数が減少の一途をたどっている中(総務省の調査による)、国家検定のフラワーアレンジメントのフラワーデザイナーや、厚生労働省認定の国家検定、フラワー装飾技能士は増加傾向にあると言われています。
プリザーブドフラワー業界も現在60を越える協会が存在していると言われる中、プリザーブドフラワーの資格を取得されるかたが増えています。日本の伝統的な流派の先生から、フラワーデザイナーとしての活躍される先生が増えているようです。
プリザーブドフラワーの今後の活躍
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フラワーギフトとしての人気
プリザーブドフラワーは「母の日」や「お誕生日」のギフトフラワーをはじめ、イベントの贈り物には最適なアイテムとして人気を誇っています。
また最近では、病院のお見舞い用のお花としてもプリザーブドフラワーの人気が高まってきました。病院では食べ物や花植物のお見舞いをお断りしているところも増え、特に生花は水遣りの必要や香りがあるので、お見舞いには適していないことから手入れが要らなくて、雑菌の繁殖やアレルギーを起こす心配がないプリザーブドフラワーの需要が高まってきたようです。
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ブライダル業界プリザーブドフラワーブーケの人気
ブライダル業界でも、プリザーブドフラワーの人気が高まっています。ウェディング・ブーケといえば、一昔前までは生花で作られたブーケが一般的でしたが、最近は「プリザーブドフラワーのブーケ」が人気のようです。
一生に一度の大切な思い出を永遠に残せるプリザーブドフラワーブーケは、花嫁様から絶大な人気のようです。
生花には旬の季節がありますので、挙式のシーズンによっては希望の花材が入らないこともあります。その点、プリザーブドフラワーなら季節関係なく、お好きなお花を用いることができるのも魅力です。ただ、生花に比べてかなり高価になるのが欠点ともいえます。
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豊富な種類のプリザーブド花材とプリザーブドグリーンが人気
プリザーブドフラワーは通常「花首」の状態で箱に梱包され販売されているのが一般的ですが、枝のついたバラもあります。プリザーブド加工がなされたプリザーブドグリーンや枝物と呼ばれる花材につきましては、「葉」だけで販売されいる商品と、枝が付いた状態で販売されているグリーン類があります。
現在プリザーブドフラワーとして販売されている花材の種類はかなり多く、バラ、カーネーション、あじさい、など代表的な花材から、最近お目見えしたばかりの花材まで・・多種多様なバリエーションがあります。最近注目されている商品のひとつに「もみじ」があります。もみじの葉がついた状態の枝は、まさに自然界のもみじの枝そのものです。今後もプリザーブド加工がなされた新しい商品は増え続けていくと言われていますので、楽しみです。
最後に
プリザーブドフラワーは、今後ますます花市場で拡大されるといわれていま
いつまでも美しく咲き続けるプリザーブドフラワーを、いつまでも皆様に可愛がっていただけるように願っております。
フラワーアレンジ用語
フラワーアレンジに使われる用語を集めています。
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